創業ストーリー
七王工業株式会社の名前の由来は1949年(昭和24年)に7人によって設立したことから、
7人の王様、七王ターフェルト工業株式会社としました。
当時は戦後復興期。壁はモルタル壁で規制され、
防湿・防虫・防水効果のあるターフェルトの製造から始めました。
1952年に湿式モルタル壁に使用するワイヤラスの製造を開始しました。
特にワイヤラスは、北海道はじめ全国各地でご使用いただき全国一の生産量を誇っていました。
1960年頃よりコンクリート工事で必要な、膨張・収縮等の目地材として
瀝青質目地板、繊維質目地板の製造を開始しました。
1962年には国内唯一のJIS工場となりましたが、
時代の流れで外壁乾式化の普及により1977年に製造を停止しました。
1973年に、ルーフィングの品質を高め、より良い製品をお客様に提供させていただくために、
基材であるルーフィング原紙の専用工場(子会社・光洋産業株式会社)を設立しました。
当初ルーフィングは紙質を基材としていましたが、ポリエステル樹脂による不織布が国産化され
「不織布と原紙」または「不織布」による強力なルーフィングが出現しました。
1977年に、ビルなどの屋上防水に進出、同年に全日アスファルト防水事業協同組合を設立し、
全国の防水工事業者様と連携して、品質と施工を安心してお任せいただける体制を整え、
製品の品質と工事の保証が提供できるよう推進して参りました。
1994年に、上階からの床衝撃音や隣室からの話し声などの空気音、
さらに排水騒音など住環境で問題となる生活騒音の解決に取り組み、
アスファルト系遮音材の製造を開始しました。
大手住宅メーカ様はじめ多くのお客様にご採用いただき、高評価をいただいております。
2015年からは農業分野に進出し、抗菌シート、マルチシート、防草シートの製造を開始し
大学や農業試験所などの研究機関の御協力を得ながら、弊社独自の製品を開発提供させて頂いております。
これからも、良い品質・良い会社・良い人柄をモットーに
お客様から愛され安心してお使いいただける製品づくりに努めて参ります。
今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。